【シングル63】バンギ入り積みサイクル【バンギは飾り】
シングルシーズン3で使用した構築です。
100戦せず1900に乗ることが出来たので、自分としては満足いく結果になりました。
自分よりも上手い人が使えば、もっと上を目指せる構築だと思います。
名前 | 性格 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 |
---|---|---|---|---|---|---|
バンギラス | 陽気 | 噛み砕く | 冷凍P | けたぐり | 竜舞 | バンギナイト |
ガブリアス | 陽気 | 地震 | 竜爪 | 岩石封じ | ステロ | 気合のタスキ |
ファイアロー | 陽気 | ブレバ | 挑発 | 鬼火 | 羽休め | ゴツゴツメット |
ハッサム | 意地 | バレットP | 泥棒 | 剣舞 | 羽休め | ハッサムナイト |
ライコウ | 臆病 | 10万ボルト | めざパ(氷) | 身代わり | 瞑想 | 食べ残し |
ポンポコ | 意地 | じゃれつく | 滝登り | アクジェ | 腹太鼓 | ラムの実 |
ステロを撒いた後に、とにかく積んで勝ちというとても頭の悪い構築です。
環境を把握するためにとりあえず組むかーくらいの軽い気持ちで採用していったところ思ったより戦いやすかったというだけのPTなので、個々に細かい採用理由は特にありません()
【PT解説(採用順)】
実数値:175-186-131-x-120-124 メガ進化後(175-216-171-x-140-135)
性格:陽気
特性:砂起こし
持ち物:バンギラスナイト
技構成:噛み砕く・冷凍パンチ・けたぐり・竜の舞
竜舞メガバンギが使ってみたいから使おうと思った。構築の原点。
シャンデラ・クレセリア等への役割を考えて噛み砕く、舞った後にガルーラ・バンギラス・ガブリアスに打点を持つためにけたぐり・冷凍パンチを持たせました。
某氏(秋田在住)からとりあえずASぶっぱでいいと聞いたのでASぶっぱで採用したところ、特に問題はありませんでした。
選出した試合は1戦も負けませんでしたが、トータルで10戦選出したかしていないかという選出回数でした。
圧倒的種族値で相手に選出時から威圧感を与えます。
実数値:183-182-115-x-106-169
性格:陽気
特性:鮫肌
持ち物:気合のタスキ
ステロ撒き要員としてPTを組んだ当時流行っていたステロガブを採用。
龍技は逆鱗→ドラゴンクロー→流星群→ドラゴンクローいろいろ試行錯誤を繰り返しています。一時期初手ガブカイリュー対面ばかり発生し、後続のハッサムやマリルリを考えると逆鱗を撃ち辛い場面が多かったのでドラゴンクローを採用していましたが、最近は逆鱗が欲しい場面の方が多いので逆鱗を採用したほうがいいかもしれません。流星群はガブ対面で有利になるかなと思って一時期採用していましたが、ガルーラ等への地震のダメージが物足りなかったので結局ASに戻しました。
基本的に初手ステロor岩石封じから入る事が多いですが、ガルーラやマリルリに対しては初手地震から入ります。
・ハッサム
実数値:177-192-120-x-100-93 メガ進化後(177-214-160-x-120-103)
性格:意地っ張り
特性:テクニシャン
持ち物:ハッサムナイト
技構成:バレットパンチ・泥棒・羽休め・剣舞
環境に多いガルーラ(当時)・ギルガルドに弱くないメガ枠として採用。
現環境では炎技を持ったガルーラが多いので、選出する機会は減りました。
HP16n-1の175で回していたところ、HPの実数値が1でも高い方が羽休めとのシナジーがあると考えHにぶっぱしました。
Aは剣舞でギルガルドを突破できる最低ラインを確保し、残りはSに全振りすることで相手のハッサムとのミラー対決を制しやすくなりました。
・ライコウ
実数値:193-x-95-135-125-183(めざ氷個体)
性格:臆病
特性:プレッシャー
持ち物:食べ残し
技構成:10万ボルト・目覚めるパワー(氷)・身代わり・瞑想
選出されやすいロトムやクレセリアを強引に起点にする身代わりライコウ。
有利対面から積極的に身代わりを張って展開できるのが強み。
ガブリアスの岩石封じとの相性も良く、選出すれば何かを起点に出来る事が多い。
吠えるや地震持ちのメガバナやイカサマ持ちのポリ2が増えたことで起点に出来る相手が少し減ってしまった。
実数値:185-101-104-x-89-182
性格:陽気
持ち物:ゴツゴツメット
技構成:ブレイブバード・鬼火・挑発・羽休め
バンギラスが呼ぶヘラクロス・バシャーモ等の格闘とメガバナに強いファイアローを特に深く考えずに相性補完として採用。
秋田在住のぼっちに強いと聞いたゴツメ持ちHS。
使ってみると鬼火でハッサム等のサポートも出来て使い勝手はよかったです。
・ポンポコ
実数値:204-110-101-x-102-74
性格:意地っ張り
特性:力持ち
持ち物:ラムの実
技構成:滝登り・じゃれつく・アクアジェット・腹太鼓
ここまでリザードンXに対して絶望的に弱かったので相性補完的に採用。
実数値からわかるとは思いますが、当初はオボンを持たせていました。
カバルドン入りに対して選出する機会が多く、欠伸ループへの強引な回答として結果的にラムを持たせました。自分のプレイングでは腹太鼓のタイミングが上手くつかめずに腐りがちだったので、この枠は叩き落すや馬鹿力に変更してもいいと思います。
PT解説からなんとなくわかると思いますが、深く考えずとにかく積む頭の悪い構築です。刺さってる奴を選出して積む、そして勝つ(負ける)。ライコウで詰ませるパターンが一番多いです。
【基本選出】
【カロスダブル】リザXスイッチ
特別優秀な結果を残した訳ではありませんが、自分ではそれなりにまとめることが出来たと思っているので記事にまとめておこうと思います。
名前 | 性格 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 |
---|---|---|---|---|---|---|
ボーマンダ | 控え目 | 流星群 | 竜の波動 | 火炎放射 | エッジ | 拘りスカーフ |
バンギラス | 冷静 | 岩雪崩 | 悪の波動 | 火炎放射 | 冷凍B | 突撃チョッキ |
リザードンX | 陽気 | フレドラ | ドラクロ | 瓦割 | 守る | リザードナイト |
サーナイト | 控え目 | ムンフォ | サイキネ | トリル | 守る | オボンの実 |
クチート | 勇敢 | じゃれつく | 不意打ち | 炎牙 | 守る | クチートナイト |
モロバレル | 呑気 | ギガドレ | ヘド爆 | 胞子 | 守る | ゴツゴツメット |
リザXスイッチと銘打っていますが、軸となるポケモンはバンギラスです。
バンギラスを軸に組んでいった結果、たまたまXが入ってきた感じですね。
【解説(採用順)】
実数値:207-154-130-160-120-74
特性:砂起こし
このPTの軸。最終的に「バンギで勝ち」という形に持っていくことが目標。
岩技・悪技・炎技・氷技の全てが切れなかったので、試験的に耐久の底上げが出来る突撃チョッキを採用したところ、とても強かったのでそのまま採用。
トリルなのに最鈍じゃないどころかSに少し振っています。
あえて少しSに振っているのは、自分の中で行動順を明確にするためです。
バンギラスを最鈍にすると通常時に意地クチート、トリル時には勇敢クチートに抜かれてしまうのでS関係がとても難しくなってしまいます。
そこで、「メガクチートより速い」と安心できる20振り50族抜きの実数値74までSを上げています。これでも最鈍80族の実数値76より遅いので、十分な遅さだと判断しました。実際にクチートより先に動けることで有利に働いた試合の方が多かったので、このS調整に関しては正解だったと思います。
実数値:175-139-101-178-101-147
特性:威嚇
バンギラスを上から縛ってくるガブリアスに強い威嚇枠として採用。
スカーフですがSに全振りせずに耐久に少し振っています。
スカーフボーマンダは控え目にしないと信じられないくらい火力が低いので迷わず控え目で採用しました。控え目の時点で相手のボーマンダとうちあう事は全く想定していない上に、特殊スカーフボーマンダはチョンギラスのカモです。
むしろ、後ろから繰り出される鉢巻ファイアローに縛られて仕事が出来なくなることが一番怖かったので、鉢巻ファイアローのブレバ耐えまで耐久に振りました。
耐久に裂いてもSは1舞メガバンギやギャラドス+1まで確保できるのでスカーフとして運用するには十分な速さが確保できています。
少し耐久に振ると色々耐えて動けるのでとても活躍してくれました。
これが600族の†威厳†です。メガ進化待ってます。
実数値:175-x-97-181-135-100
特性:テレパシー
バンギとクチートのS関係の都合上、トリルを張らないで戦う場面も想定していたので、アタッカーとして使う事も出来るサーナイトをトリル要員として採用しました。
フェアリーは存在するだけでドラゴンを牽制できるから強い。
タイプ一致エスパー技が重くなりがちなモロバレルやメガフシギバナに刺さる上に、スカーフや眼鏡も多いので安易に挑発から入れない事も大きなメリットです。
ギルガルドに縛られて動けないのはどうなのかと思い、シャドボ確定耐えまで耐久に振っています。HP満タン状態でギルガルドの攻撃を受ける機会が数回ありましたが、全て急所に当たって吹き飛んだのでこの調整がよかったのか悪かったのかはまるでわかりません。むしろ振らない方が強気に動かさなくてよかったのかもしれません。
・リザードン(X)
実数値:153-136(182)-98(131)-x-106-167
特性:猛火
3体決めてギルガルドが少し重いなと感じたので炎枠として採用しました。
採用理由からもわかる事ですが、当初はYとして使うつもりでした。
Yで使っていたところ、肝心の場面で熱風やオバヒを外すので技を外さないXを使ってみた結果、意外とPTの穴を埋める活躍を見せてくれました。
特殊に偏って相手のバンギラスが重くて辛い状態を瓦割によって救ってくれました。
リザードンを見ると相手の初手にロトムが出てくる事が多いですが、Xにメガ進化すると優劣が逆転するので初手でアドをとれる試合も多かったです。
実数値:221-x-105-134-105-101-31
特性:再生力
マリルリ対策。当初はヘドロを持っていたもののHPが余るケースが多かったのでゴツメに変更。結果的にゴツメの方が使い勝手がよかったです。
普通のバレルと違う点は守るがヘドロ爆弾になっている事です。
BW時代から自分がモロバレルで守りたい場面があまりなかったので、思考停止で採用してます。ギガドレより威力が高いのでマリルリをすぐに処理したい場面や、裏に一貫する場面ではとても役立ちました。追加効果3割とは思えない毒率。
実数値:157-150(172)-105(145)-x-76(116)-49
特性:威嚇
トリル下でエースになれるメガ枠として採用。
メガ2枠は選出の幅が広がるのでとても使いやすいです。
アイアンヘッドは誰に打ちたいのかさっぱりわからないので採用せずに、相手のクチート意識で炎の牙を採用しています。実際にアイヘが欲しいと感じた試合は1試合もありませんでした。ただ、相手のクチートはアイへ打ってきます。
じゃれつくさえ外さなければトリル下最強と言っても過言ではないレベルです。
ただ、メガ進化しないとまるで耐久が無いので場に出すタイミングが難しいです。
【最後に】
ジャパンカップでは1750付近をうろうろしていたので弱い構築ではないと思います。
ただ、威嚇を2枚採用しているのでキリキザンを呼びやすく、対処を誤ると全抜きされてしまうので注意が必要です。
XはYだと思っている相手に対して縛り関係を一気に逆転できる面白いポケモンですが、縛り関係を逆転する際に打たれる技が岩雪崩や10万ボルトなので、怯みや麻痺事故が起きやすく、大切に使った方が強いと思います。ただ、相手がガブ+バレルのような時に岩雪崩を耐えて片方処理できる場面でどうしても動かしたくなってしまい、怯んで処理されるというケースが多かったので難しいところです。
カロスダブルは自分の好きなボーマンダが活躍出来る数少ないルールでとても楽しめました。次にボーマンダの活躍が見られるのは11月以降(予定)ですね。