【大正義オフ×アリーナオフ使用構築】竜舞バンドリ~俺達には岩雪崩がある~
10月4日に開催された200人規模のダブルバトルチーム戦「大正義×アリーナオフ」に参加してきました。
使用したパーティはこちら。
オフ前日にようやくこの6体が決まったため多くの欠陥を抱えていますが、巡りあわせとここぞの運で個人7-1という結果を残す事が出来ました。
実数値:207-155-130-x-120-124 (207-185-170-x-140-135)
性格:陽気
特性:砂起こし→砂起こし
持ち物:バンギラスナイト
技構成:岩雪崩・噛み砕く・竜舞・守る
実数値:185-205-93-x-85-128
性格:意地っ張り
特性:すなかき
持ち物:命の珠
・ゲンガー
実数値:135-x-81-182-95-178
性格:臆病
特性:浮遊
持ち物:気合のタスキ
技構成:凍える風・鬼火・ヘドロ爆弾・守る
・ボルトロス(化身)
実数値:155-167-90-x-100-179
性格:陽気
特性:負けん気
持ち物:拘り鉢巻
技構成:雷パンチ・フリーフォール・叩き落す・馬鹿力
実数値:191-x-123-168-136-113
性格:控え目
特性:天の恵み
持ち物:ゴツゴツメット
技構成:マジカルシャイン・この指止まれ・追い風・大文字
実数値:155-x-120-150-125-130
性格:控え目
特性:激流
持ち物:カメックスナイト
技構成:潮吹き・波動弾・水の波動・守る
パーティの解説や各対戦の感想等は長くなるので追記へ。
・パーティが出来るまで
環境にニンフィア等のフェアリータイプとヒードランやギルガルドの鋼タイプ、それらに強い炎タイプの数が多いので、鋼技・地面技・岩技の全てを使う事の出来るドリュウズは環境にマッチしているのではないかと考えた事が今回の出発点です。
砂を撒くだけで追い風時のニンフィアやヒードランに対しても強くなれるという点も、ドリュウズが活躍できる可能性を高めると判断してバンドリという形を軸に決めました。
上から2体が岩雪崩を撃つ事が出来るという点もバンドリの強みだと思ったので、バンギラスの持ち物はスカーフかメガ石の2択でしたが、スカーフ霊獣ランドばかりの環境でスカーフバンギラスが活躍できると思えなかったので、メガバンギラスで舞う事に決めました。
明らかにこの2体では重い霊獣ランドをある程度牽制し、マリルリの処理役を兼ねる事が出来る負けん気ボルトは自然と構築に入り、バンギラスが選出できない場面でもドリュウズを動かしやすくするために、優先度+1で追い風を使えるファイアローを採用しました。
ここまではすぐに決まったのですが、残りの枠が上手く考えられずに解散も視野に入れていたところ、いばらさんという方がバンドリをオフで使っていたという情報を目にし、いばらさんのバンドリを参考にする形で組んでみる事にしました。
自分の考えていた4体に足りない要素はこの指止まれと凍える風ともう1枠のメガ進化であると判断し、この指止まれと凍える風の両立が出来るカメックスと、追い風時に相手を制圧できるメガ枠としてサーナイトを採用しましたが、やはり上手く馴染みませんでした。
上手く回らなかった原因としてまず挙げられるのが地震の撃ち辛さです。ボルトロスもファイアローも地震に合わせて裏から投げるポケモンとして全く適していない上に、半減の攻撃でもかなり消耗してしまいます。また、けたぐり等の格闘技に対しての耐性も全体的に低めでした。
そこで追い風とこの指止まれの両方を使う事が出来て、尚且つある程度の耐久があって浮いているトゲキッスを採用し、凍える風を使えて格闘とフェアリーにある程度強いゲンガーを採用しました。もう1枠のメガ枠としては、追い風の恩恵が大きく、霊獣ランドにもそこまで弱くないカメックスを採用して見ることにしました。猫騙しを使う事で、トリルに対してもある程度誤魔化すことが出来るのではないかと考えました。
・個別解説
バンギラス 選出8回
普通の竜舞バンギラス。最初はASで使っていましたが、HSの方が明らかに使いやすいです。裏から投げて舞うだけで勝ち筋を作れるのが強み。地震やけたぐりが欲しい場面もありますが、噛み砕くも必要な場面があるので立ち回りの好みだと思います。
ドリュウズ 選出8回
Sを少し下げてBに振る事で先制技耐性を高めているので、先制技持ちに対してもある程度強気に動かす事が出来るようにしています。ただ、バンドリミラーや追い風時に相手とのSの関係が不安になる事は多々あります。地震をドリルライナーにしたい場面も多いのですが、地震でなければならない場面も多くあるので、どちらを選ぶかはかなり難しい問題だと思います。
ゲンガー 選出6回
霊獣ランドに撃ちたい凍える風、ガルーラやクチートといった物理に撃ってバンギラスを無理やり動かしやすくする鬼火、マリルリへの打点となるヘドロ爆弾を採用しています。正直、守るは欲しい場面が無かったので挑発の方がいいかもしれません。
ボルトロス 選出6回
マリルリを一撃で処理したいにも関わらず、命の珠をドリュウズに奪われているので拘り鉢巻という苦肉の策。一応馬鹿力でASのメガガルーラを吹き飛ばせるというメリットもありますが、打ち分けられなかったり守れなかったりといったデメリットの方が大きいように感じます。達人の帯なんかを持たせて守るを搭載したほうが動かしやすいような気もします。鉢巻であればマリルリに対する火力が十分であり、ワイルドボルトで消耗してスカーフ岩雪崩や先制技圏内に簡単に入れたくなかったので、雷パンチを採用しています。
トゲキッス 選出4回
陽気ガルーラの捨て身耐えという最低限度のHPと、これくらいあればロトム付近のSには勝てるだろうというSラインを確保し、残りはCに振っています。邪魔になりがちなワイガギルガルドやクチート、モロバレルに対して少しでも多くのダメージを与えたかったためにCにここまで裂きましたが、もう少しBに振ったほうが安定度が増すと思いました。
カメックス 選出無し
消去法的な感じで採用したものの、カメックスでよかったと思える試合があまりありませんでした。猫騙しを水の波動に変えたのはこのPTに関して言えば明らかにミス。この枠はオフ直前までずっと悩んでいた枠で、どうしてもバンギラスが出せない場合の第2のメガ枠として使うという固執した考えがあったためにいい解答が導き出せなかったと感じています。相手のトリルに対して比較的優位をとれるモロバレルやナットレイを採用してもよかったと思います。
・対戦ログ
・1試合目 顔ランクF VS緑茶さん 個人○ チーム○
初戦からトノスターというあまり対戦していない構築と当たって焦る。初手対面、1ターン目と完全にアドを取られるが、追い風を展開し馬鹿力でメガガルを吹き飛ばして持ち直す。HP赤のトゲキッスがガッサのマッハパンチを耐えて、返しのマジカルシャインでサザンごと持っていって3:1に持ち込んで勝ち。
・2試合目 檄!帝国華撃団 VSラティ妹さん 個人○ チーム×
エッジでボルトを処理されながらも霊獣ボルトと化身ボルトに凍える風をぶち込んで、死に出しドリュウズで暴れる。最後にボルトとガルーラが残ってしまい、難しい勝負になる事を覚悟したが、ガルーラがグロパンを見せてくれたのでドリュウズでボルトを処理してメガバンギで舞って勝ち。
・3試合目 トラットリア エルグナド 曳舟店 VSエルムさん 個人○ チーム×
初手でゲンガーを処理されるも、霊獣ランドのスカーフを叩き落としながらバンドリで有利対面を作りメガバンギで舞ってゴリ押しを図ったが、壁を張られて苦しい展開になる。相手の方が残りマリルリライコウでこちらがバンドリボルトだったので、メガバンギを無視できない状態だと判断してドリュウズを強気に動かす事を決断するも、守る地震ではなくW岩雪崩でアバレてしまう。その結果、最後までマリルリを怯ませ続けて勝ち。最後の運が良すぎて何とも後味の悪い結果になる。
・4試合目 クレSEX VS電磁波さん 個人○ チーム○
霊獣ランド入りのPTに対する動き方はいつも同じだが、この試合は相手の方の霊獣ランドが岩雪崩を両方外し、返しの凍える風が急所に当たって倒れたために1ターンで勝敗が決まり、そのまま勝ち。怯みが無ければこちら有利だったと思うが、お互い何ともいたたまれない雰囲気になる。
・5試合目 のむら(仮) VSけんじさん 個人○ チーム○
追い風を展開してくるように見える面子だったが、明らかにバンドリが一貫していたのでバンドリ選出をした結果、そのままドリュウズで制圧して勝ち。
・6試合目 「Snow Removal Project」選抜 VSせっちゃんさん 個人× チーム×
まさかのバンドリミラーでとても焦る。面子的に自分の構築と役割が被っているように見えたので決め打ちして動いた結果、岩雪崩でゲンガーとトゲキッスが両方怯んで負け。追い風か鬼火のどちらかが成功していればわからない試合だったが、胞子を撃ってくる方向等も完全に読み外していたので完敗。完全に決め打ちして動いた自分自身の選出と立ち回りに問題があった。
・7試合目 きょうも2好きは弦輝いっっぱい! VSきょうさん 個人○ チーム○
初手で霊獣ランドが来ないパターンで霊獣ランドの処理が鍵になる。キッスのサポートもありメガバンギで舞う事が出来たが、上手く凍える風を当てられた上に霊獣ランドを投げられる。半ば負けを覚悟するも相手の方のラス2が霊獣ランドとサザンだったのでそのまま押し切って勝ち。
・8試合目 田村ゆかりの囲い VS TYさん 個人○ チーム○
最大の敵であるトリルドサイに遭遇してしまう。前日にカメックスの猫騙しを水の波動に変えてしまっていたために、初手トリルを防ぐ手段が無かった。初手クレセドサイから入ってこられた時点で負けを確信する。初手でトリックルームをされた場合は完全に制圧されていたが、相手の方が挑発等を警戒してトリルを展開してこなかったのでわずかな勝ち筋(怯み)が残る。祈りながらバンギラスの岩雪崩とドリュウズの岩雪崩を撃ち、ドサイドンを怯ませてワンチャンを掴む。相手の方のプレミもあって、舞ったメガバンギ+ドリュウズとリザバナの対面を作る。ここで相手のバナが華麗に2連守るを決めていき、再度負けを確信するも眠り粉をバンギが避けて岩雪崩で勝ち。強引に運で奪い取った試合でした。
・最終結果
個人成績 7勝1敗 チーム成績 5勝3敗(予選落ち)
5勝3敗のチームが3つあったが、自分たちのチームは個人勝ち数が足らずに予選落ち。チームの誰かがあと1試合勝っていればチーム成績6勝2敗になっていただけに悔しさの残る結果となってしまいました。
・まとめ&謝辞
初めてのオフ会参加で、勝率5分なら御の字だと思っていましたが、バンドリが刺さっているPTが多く、予想外の好成績を修める事が出来ました。チーム全体でも勝ち越す事が出来たので本当に予想以上の成績でした。
オフ当日に自分の3DSのコミュニケーション能力が低下し、赤外線で通信が出来ないというアクシデントがあったにも関わらず、快く対戦してくださった対戦相手の方々、本当にありがとうございました!
大正義オフ×アリーナオフを運営して下さったスタッフのみなさん、お疲れ様でした。貴重で楽しい時間を過ごさせていただきました。また機会がありましたら参加させて頂こうと思います。
一緒に戦ってくれたチームメイト、構築を参考にさせていただいたいばらさんにも最大限の感謝を送りたいと思います。
改めて皆さん、お疲れ様でした。